疲れない運転のコツとは(真後編)

ランニングしていたら、すぐそばを鳥の糞が着弾していたマイセロです。

前回に引き続き、運転をサポートしてくれるアイテムについて紹介していきます。


☆ドライビンググローブ

 仰々しく書きましたが、手袋です。余裕のある方はGT選手権などで使用されるレーシンググローブを着用しても問題ないですが、滑らずステアリングをしっかりグリップできるものであればどんなもので構いません。ちなみに私は、何かの記念品でもらった人工皮革でできたような作業用グローブを、運転時に愛用しています。

運転時におけるグローブの役割は、ステアリングまたはシフトノブをきちんと握りスムーズな操作をすることを助けることにあります。ここで重要なのは、操作する手と操作される側のステアリング間の摩擦係数を低くせず、滑らせないことです。ステアリングの種類にもよりますが、タクシーの運転手さん愛用の滑り止めなし白手はやめたほうが無難です。汗をかいた素手ほどではありませんが、皮のものに比べると滑りやすいです。

またグローブのその他のメリットですが、まず挙げられるのが、手荒れ防止です。台所仕事や仕事上、手荒れしやすい方や、冬場の乾燥しやすい時期では、グローブをすることで手の健康を守ることができます。

 

☆カーナビ

「いや、カーナビって疲れない運転に役立つの?」って思われるかもしれません。カーナビは、目的地にたどり着くまでをサポートしてくれますが、それだけではありません。ちょっとした応用で、特に郊外の道路で活躍してくれます。

そのカーナビの使用方法とは、ズバリ、これから走る道路の状態の把握です。初めて走る道路では、カーブの数や角度等どれもわかっていないので、気を遣って運転しなくてはなりません。しかし、カーナビから連続するヘアピンコーナーの数やカーブの角度、直線距離等を読み取れば、ブレーキを踏むタイミングや時間が大体わかるので、運転に慣れている方であれば、スムーズに走ることができます。もちろん、障害物などカーナビに表示されない情報もありカーナビを見続けるのは危険なので、あくまで参考程度に。

 

 

☆最後に~疲れにくい運転の大前提とは

 いかがだったでしょうか。ここまで運転をするにあたって疲れにくくする方法やアイテムを紹介してきました。ですが、いくらそれら方法や物に頼っても、肝心の運転手自身が健康でないと運転どころではありません。長距離を走る前日は睡眠を十分にとる、ドライブ中2時間に1回は車を止めて休憩するといった、ドライバー自身の健康が疲れにくい運転の、ひいては安全運転の大前提です。皆さんも自身の健康には気を付けて体調をしっかりと整え、運転に臨みましょう!