命を左右する!!リンクアイスバーンでのセーフティドライビング ~雪国住まいが教える、雪道を走るコツPart2~

おれおれ~、マイセロと申す。

ランクルシグナス、久々に見たけど、メジャー車種の中の

マイナーグレードって、グッとくるよね

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アイスバーンと4WD神話 : I shall be released

~ステップ0.リンクアイスバーンとは~

 アイスバーンは凍った道のことなんだけど、種類がいろいろある。

まずはよく聞く、ブラックアイスバーン。これは、アスファルトの上に

薄く氷が張っている。なので、ぱっと見は舗装道路と同じ黒さのため、凍っている部分とそうでない場所の区別がつきにくいつまり、厄介。積雪が少ない時期の日陰などにできやすい。木々の陰など日中、日の光が当たらない道路などは、要注意。舗装路と同じ心構えで運転すると、もれなく路外に突き刺さってしまう。

 対して、本記事で扱うリンクアイスバーンとは、私の作った造語で、所謂スケートリンクのようにツルツルな凍結路ってこと。積雪後、夜中にキンキンに冷えて凍り、その間も大型車のスタッドレスタイヤなどによって磨かれた、「羽生さんなら、この道路上でトリプルアクセル余裕じゃね?」と言われんばかりの凍結路である。

 雪国民でも、どんな車種をもってしても気を遣い、かつ運転したくない道なのだ。

 

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~ツルツル凍結路を安全に走る方法~

1.~事前準備~万全であるに越したことない

 まず、前提として、切り替え式4WD車の人は、4WDスイッチをONにしよう。横滑り防止装置、トラクションコントロールといった車体を滑らせにくくする電子制御も、スイッチがONになっているか確認しよう。FRの場合、トランクにタイヤや砂利袋など重いものを積んで、トラクションを稼ごう。

 

2.~走行中~基本に忠実に、「急」は絶対NG!!

 前記事で説明した車間距離を長く、スピードは遅くはここでも有効。車間距離は開ければ開けるほど〇。凍結路は、制動距離が長くなるため、十分に前者と距離を取ろう。スピードが速いと少しの凸凹で、車体の姿勢が崩れスピンしかねない。車が不安定にならないように心がけよう。急な下り坂や緩やかな長い坂では、エンジンブレーキを積極的に使おう。

 最も大事なのは「急」の付く運転をしないこと。急アクセル、急ブレーキ、急ハンドル、どれも走行中の車体の重心がブレて、感性のまま滑っていってしまう。アクセル、ハンドル操作はじわりじわりとゆっくり操作しよう。ブレーキも同様だが、低速から停止に至る過程でABS(アンチブレーキロックシステム)が作動する場合がある。これはブレーキによってタイヤが完全にロックすることを防ぎ、最短で安全に停止するギミックだ。ABS作動時には「ギギギギッ」と大きい音がする。最初は驚くかもしれないが、正常なのでそのまま強くブレーキを踏みこもう。安全な凍っている駐車場などで、一度、試してみるのもOK。

 

後半は、また明日に~