『愛のシュプリーム!』(小林さんちのメイドラゴンS)勝手に歌詞考察!

おれおれ~、マイセロと申す。

メイドラはキャラが多様だから、だれ推しかで大体その人の人となりがわかるよね。

私はカンナちゃん派です。

 

というわけで今回は、クール教信者さん原作漫画のアニメーション作品、『小林さんちのメイドラゴンS』より、OPの歌詞考察をしていきます!

 この作品、京都アニメーションが手掛けているんだけど、放火事件の後に放送されたものになります。なので、ストーリーはもちろん、犠牲になられた方々への想いやこれからの京アニに対する激励のような要素も入っているのではないか…と思っていつも聴いてます。

それらも踏まえたうえで、早速歌詞を見ていきましょう!

 

  1. その前に曲名について!

曲名に入るsupremeの意味は、「最高の、最上位の」となっています。形容詞なので自然に訳すと「至上の愛」が適切でしょうか。このワードは、歌の中でも何度か出てきます。物語自体が、ドラゴンと人間による異種族ハートフルコメディとなっているので、作品とマッチした曲名だといえます。

 [supreme love]や[love supreme]といった英語オンリーにするのではなく、「愛の」という日本語を混ぜることによって、親しみを感じられ優しいイメージが出ていますね。   Supremeは英語であることと人気アパレルブランドを想起させるものでもあるので、作中で主にドラゴンたちが見せるカッコよさ、気高さと結びつきますね。

 

 

著作権保護のため歌詞は一部のみ記載します。

 

  1. イントロスタート!

この部分で、核になるのは「back to the time」の一節だと思えます。解釈が難しいと

言いましょうか。他の部分はざっくりと訳せば、一緒に歌おう・リズムとるための擬音・居るべき場所、といった感じです。居るべき場所については、物語を象徴していますね。ドラゴンたちが小林さんちに居候していき、段々とみんなで暮らすその場所がかけがえのないものになっていく様子が想い起されます。

 さて、取り挙げた「back to the time」、直訳は「過去に戻ろう」なんですが…。このままでは何のことか解りませんね。ドラえもんのようにタイムトラベルする作品ではありません。でも、神は出てきますし、ドラゴンの持つ能力でありそうっちゃありそうですが。ここでは、ドラゴンたちの過去に着目して読み解きたいと思います!メインのトールは、過去に神に立ち向かって惨敗し小林さんに拾われました。人気の高いカンナも、由緒正しいドラゴンの一族出身のため厳しく育てられ、親に構って欲しさから悪戯を繰り返してきたのです。他にも、2人同様過去に暗い思い出があるキャラクターが多い印象です。これって、私たち現実世界の人間も一緒ですよね。誰しも何かしら、程度の差こそあれ苦しい想いを抱えて生きているものです。作中でも、昔苦い思いをしたキャラたちが、笑いあって過ごしています。これらを踏まえて、「back to the time」とは、「昔に起こった辛い出来事による心の負担は、みんなで今を楽しく生きていれば軽くなるよ」という風に解釈します!やや婉曲してるとも捉えられるかもですが、作品の雰囲気を考慮するとしっくりきます。