峠の覇王インプレッサ、最終進化系GVB型の美と機 (のはずだったけど、ほぼ前置き閑話休題)

おれおれ~、マイセロと申す。

 今回は、アニメが連続した後の車記事ということで、スバルインプレッサについて話します!オタクのイメージがあるからとかいう、ふわっとした理由ではありません。決して。

 

GT5のGVB

誰しも車に興味ある人ならば、何となく子供心に焼き付いた車のイメージってあるよね。近所のおじさんが乗っていたスポーツカーの野太い排気音、家族旅行の高速道路でリアガラスから眺めた瞬きするたびに目が回るような速度で流れてく風景……。そのような思い出がある方も多いんじゃないだろうか。

 

私が幼稚園児だった頃、今はもう閉店してしまったアイスクリーム屋さんにオブジェのように置かれていた真っ赤なスーパーカーが脳裏に強く残っている。辛うじて、イタリアの跳ね馬のエンブレムがついていたことは覚えているが、車種までは当時わからなかった。本当のフェラーリだったかもしれないし、レプリカだったかも。はたまた国産スポーツカーにエンブレムを付けたなんちゃって、だったかもしれない。今となっては確かめようがない。それ故、歯痒いような、思い出が綺麗に封をされて安堵するような、濃い煮込み料理に水を足した直後のような、相反するもの同士が入り混じるもやがかかった気持ちになる。でも、そんなことはどうでも良いのかもしれない。あの時、牛がのんびり欠伸をしまどろんでいる姿を背景に、小洒落た赤いアイスクリーム工房の隣で、鮮烈な存在感を放ちながらも穏やかに周囲に溶け込んでいた深紅のスーパーカーに眺められながら、愛する母と一緒に味わったソフトクリームの甘さを忘れることはないのだから。

 

…といった感じでね。なぜか小説冒頭が始まってしまいましたけども。ところどころ主述が怪しいのは勘弁して頂いてね。まだ、小説家の卵なものですから(大嘘)

 こんな感じの文学チック、情緒あふれるような思い出では無くとも、心に残っている車や車のシーンなどはあるよね。今回主題にあるインプレッサ、私にとっては、グランツーリスモの中で印象に残っている一台。レースゲームはイニDから入って、GT5とプレイしたんだけど、イニDはほぼオンロード(悪者が撒いてたコースはあったな、後アニメはスノーコンディションも)。

GT5でスノーやダートなどのいわゆる悪路を初めて知って、どの車種で走ろうかなと目が留まったのがGVB。ラリーを走ってたイメージもあったし、それに似合わないぐらい眩い輝きを放つサテンホワイトパールに惹かれた。とまあ、GVBインプとの馴れ初めはこんな感じ。

…続くよ~